
新居購入の 決済・立会(所有権移転)は36,300円定額です 🙃
不動産売買決済の流れと当日の作業について
不動産の売買決済は、取引の最終ステップです。この日に買主様から売主様へ代金が支払われ、物件の所有権が正式に移転されます。本ページでは、決済当日に行われる具体的な作業や流れについて詳しくご紹介します

1. 決済場所の確認
通常、不動産売買の決済は以下のいずれかで行われます:
-
売主様の指定する金融機関
-
司法書士の事務所
-
不動産会社のオフィス
事前に決済場所の住所や開始時間を確認しておきましょう。
2. 決済当日に持参するもの
買主様・売主様ともに、以下のものを準備しておく必要があります。
■買主様が持参するもの
-
契約書類一式(売買契約書、重要事項説明書など)
-
身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
-
印鑑(実印)抵当権設定がある場合
-
印鑑証明書(取得から3か月以内のもの)
-
残代金(現金または振込に必要な口座情報)
-
登記費用(登録免許税、司法書士報酬など)
-
※抵当権設定がない場合は『実印』『印鑑証明書』は不要です
■売主様が持参するもの
-
権利証または登記識別情報
-
印鑑(実印)
-
印鑑証明書(取得から3か月以内のもの)
-
本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
-
固定資産税納付書(必要に応じて)
-
鍵(物件の鍵をすべて用意)
3. 決済当日の流れ
以下は、決済当日の一般的な流れです。
(1) 書類の確認
買主様・売主様・司法書士・不動産会社の担当者が集まり、必要な書類がすべて揃っているか確認します。特に登記に関する書類や本人確認が重要です。
司法書士が用意した書類に押印していただきます。
(弊所の場合は署名欄も記入して用意しますので押印のみしていただきます)
(2) 売主様への残代金支払い
買主が売主に対して、売買代金の残金を支払います。支払い方法は以下のいずれかです:
-
振込:銀行振込を使用して支払います。
-
現金:大きな取引では振込が一般的ですが、一部現金で支払うケースもあります。
(3) 登記申請の準備
司法書士が登記申請書類を確認します。この登記手続きによって、物件の所有権が買主様に移転します。
(4) 鍵の引き渡し
残代金の支払いが完了したら、売主様から買主様へ物件の鍵が引き渡されます。この時点で、実質的に物件が買主のものとなります。
(5) 登記申請の完了
司法書士が法務局に登記申請を行います。これによって正式に物件の所有権が移転します。登録完了までに通常数日かかりますが、この段階で取引はほぼ終了です。
4. 決済後の注意点
■買主様の場合
-
登記完了後に登記識別情報(旧・権利証)が司法書士から渡されます。大切に保管してください。
-
物件の管理(光熱費や管理費の名義変更)を速やかに行いましょう。
■売主様の場合
-
売却益がある場合は、翌年の確定申告で報告が必要です。不動産会社や税理士に相談するとスムーズです。
5. よくある質問(FAQ)
Q1: 決済はどれくらい時間がかかりますか?
→ 通常、決済にかかる時間は1~2時間程度です。
Q2: 決済日に都合がつかない場合はどうすればいいですか?
→ 代理人を立てることも可能です。ただし、委任状や追加書類が必要になる場合があるので事前に相談してください。
Q3: 司法書士の費用は誰が負担しますか?
→ 通常、買主が負担しますが、契約内容によって異なる場合があります。
まとめ
不動産売買の決済は、売主と買主の重要な手続きが集約された日です。当日に必要なものを準備し、流れを把握しておくことで、スムーズな取引を実現できます。不明点があれば、不動産会社や司法書士に相談することをおすすめします。
★ サポートが必要ですか?
不動産売買決済に関するご質問がございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください!